ストレスフリーの整理術でスケジュール管理の見直しを
2020年10月08日 07:31デビッドアレン氏が執筆したストレスフリーの整理術はタスク管理やスケジュール管理を見直し良いキッカケを与えてくれました。
7つの習慣の中の一つ、重要事項を優先するという項目がありますが、そこで言われている内容をさらに深堀したような感じの内容になっていて、人の頭の思考回路を良く理解した解説がされ、読んだ内容をスグに実際の行動に移せる内容になっています。
人間の思考回路を理解して考えた上での内容になっているので、その時々で一つの物事に集中するために、紙や鉛筆、あるいはパソコンやノートパッドなどを使ってやるべきことを全て書き出し、そのうちこれは今やらなければならない、これは今やる必要はないなど、常にToDoリストを見ながら、仕事だけでなく私生活の事も含めて、いまやるべきことに集中できるようなノウハウを提案しています。
この一つのことに集中するという考え方は、瞑想やマインドフルネスというものと共通する点もあり、普段からマインドフルネスな状態を意識して瞑想をやっている方でしたら、ストレスフリーの整理術(デビット・アレン著)で書かれている内容はすんなりと理解して自分の中に落とし込めるのではないでしょうか。
ストレスフリーの整理術の中で説明されている内容は、基本的にGTD(Getting Things Done)の5つのステップに即して進められています。
ちなみにそのGTDの5つのステップとは、
1.気になるすべてのことを「把握する」
2.それぞれが何を意味するか、どのような対応をすべきかを「見極める」
3.2のステップによって明らかになった内容を「整理する」
4.行動の選択肢を「更新する」
5.何をするべきかを「選択する」
となりますが、
どれも重要なステップで、常に繰り返されるべき行動の基本になりますので、これについては実際に本を手に取って読んで頂いた方がわかりやすいと思います。
最初は7つの習慣と同じことが書いてあるだけなのかな、と思って読んでましたが、まったくそんなことは、より深堀されて日々の行動につなげていけるので、読み終わった後は会社の自分の机に置いていつでも見直すことができるようにしています。
タスク管理やスケジュール管理を効果的にやっていきたいとお考えの方にはお勧めの本ではないでしょうか。
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